「授業中に当てられるのが苦手です。」
学校見学や個別相談で、よくいただく質問の一つです。
通信制高校を検討している生徒の中には、
- 授業中に突然指名されることが怖い
- 人前で発表することに強い緊張を感じる
- 間違えることが不安
- 声が出なくなってしまうことがある
- グループワークやペア活動が苦手
という悩みを抱えている方は少なくありません。
しかし、これは通信制高校を考えている生徒だけの悩みではありません。
全日制高校でも、大学でも、社会人になってからでも、人前で発言することに強い不安を感じる人は少なくありません。
今回は、「通信制高校の授業で当てられることはあるのか?」という疑問について、英風高等学校の考え方も交えながらお伝えします。
「当てられること」が苦手な人はたくさんいます
学校では昔から、
- 手を挙げて発表する
- 先生に指名されて答える
- グループで意見をまとめる
といった授業が行われてきました。
もちろん、こうした学習方法が合う生徒もいます。
一方で、
「間違えたらどうしよう」
「みんなの前で話すのが怖い」
「声が震えてしまう」
「声が出ない」
という不安を強く感じる生徒もたくさんいます。
実際に、授業中に当てられたことが大きなストレスとなり、学校へ足が向かなくなってしまったケースもあります。
周囲から見ると些細なことに見えるかもしれませんが、本人にとっては非常に大きな出来事です。
通信制高校でも学校によって考え方は異なります
「通信制高校なら当てられないのでしょうか?」
これは学校によって異なります。
通信制高校の中には、
- 発表を積極的に取り入れている学校
- グループワークを重視している学校
- アクティブラーニングを中心にしている学校
もあります。
そのため、「通信制高校だから大丈夫」と考えるのではなく、学校ごとの授業スタイルを確認することが大切です。
学校説明会や個別相談の際には、
「授業中に当てられることはありますか?」
「グループワークはありますか?」
といったことも遠慮なく確認してみることをおすすめします。
英風高等学校の考え方
英風高等学校では、授業中に指名されることや、人前で発表すること、ペア活動やグループワークに強い不安を感じる生徒が少なくないことを十分理解しています。
そのため、本校では原則として、生徒を指名して答えを求めたり、ペア活動やグループワークを多用したりする授業は行っていません。
ただし、「一切行わない」というわけではありません。
例えば、英語の一部科目では学習内容の特性上、簡単な英語での発話や短いロールプレイを行うことがあります。
また、体育では安全面への配慮から、声かけやペア活動、グループでの活動が必要になる場面があります。
学校生活を送る以上、どうしてもコミュニケーションが必要になる場面を完全になくすことはできません。
しかし、そのような活動に不安を感じる生徒が少なくないことを英風高等学校の教職員は十分理解しています。
そのため、活動の進め方や組み方を工夫したり、生徒の様子を見ながら無理のない形で参加できるよう配慮したりするなど、できる限り負担が少なくなるよう心がけています。
本校が大切にしているのは、「無理に慣れさせること」ではなく、「安心して学べる環境を整えること」です。
教員採用の段階から大切にしていること
英風高等学校では、授業の進め方だけではなく、教員採用の段階から学校の考え方を共有しています。
本校が重視しているのは、
- 生徒との適切な距離感を保てること
- 落ち着いた口調で話せること
- 威圧的な指導をしないこと
- 生徒の行動を背景から理解しようとすること
です。
また、
「発表をたくさんさせる授業」
「グループワーク中心の授業」
を評価するのではなく、
「静かで安心できる教室の雰囲気をつくること」
「落ち着いて学習できる授業を丁寧に行うこと」
を大切にしています。
実際に、本校の教員募集でも、こうした考え方に共感できる方を求めています。
学校選びでは授業の雰囲気にも目を向けてほしい
通信制高校を選ぶ際、多くの方は学費や進学実績、登校日数などを比較されます。
もちろん、それらは大切なポイントです。
しかし、生徒によっては、
「授業中に当てられるのか」
「発表はどのくらいあるのか」
「グループワークは多いのか」
といった授業の雰囲気が、学校生活を続けられるかどうかに大きく関わる場合があります。
だからこそ、パンフレットやホームページだけでは分からない部分については、学校見学や個別相談で実際に確認していただきたいと思います。
英風高等学校でも、こうしたご質問にはできる限り正直にお答えしています。
不安を抱えていることは決して特別なことではありません。
学校選びの際には、ぜひ遠慮なくご相談ください。
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