通信制高校への進学を検討されている生徒や保護者の方から、ときどきいただく質問があります。
それは、
「通信制高校に入ったら高卒認定を取るのですか?」
「通信制高校と高卒認定は同じものですか?」
というご質問です。
実は、通信制高校と高卒認定(高等学校卒業程度認定試験)はまったく異なる制度です。
今回は、この誤解について解説したいと思います。
通信制高校を卒業すると「高校卒業資格」が取得できます
まず知っていただきたいのは、通信制高校も全日制高校や定時制高校と同じ「高等学校」であるということです。
英風高等学校も学校教育法に基づいて設置された正規の高等学校です。
そのため、本校で必要な単位を修得し卒業すると、全日制高校と同じ「高校卒業資格」を取得することができます。
大学や短期大学、専門学校への進学はもちろん、就職活動の際にも履歴書には「高等学校卒業」と記載することができます。
つまり、英風高等学校の生徒は、高校卒業資格を取得するために別途高卒認定試験を受験する必要はありません。
高卒認定は「試験」であって高校ではありません
一方、高卒認定(高等学校卒業程度認定試験)は国が実施している試験制度です。
この試験に合格すると、大学や専門学校などの受験資格を得ることができます。
ただし、高卒認定に合格しても高校卒業資格を取得したことにはなりません。
そのため最終学歴は高校卒業ではなく、中学校卒業のままとなります。
「高卒認定に合格した=高校卒業」と誤解されることがありますが、実際には別の制度です。
「通信制高校より高卒認定の方が楽」と思われることもあります
インターネット上では、
「通信制高校に通うより高卒認定の方が早い」
「スクーリングが苦手だから高卒認定にしようと思う」
という声を見かけることがあります。
確かに、高卒認定は試験に合格すればよいため、学校に通う必要はありません。
しかしその一方で、複数科目の学習を自分自身で進めなければならず、継続的な学習習慣が求められます。
また、大学進学や就職に向けた進路指導を受ける機会も限られます。
どちらが良い・悪いということではなく、自分に合った進路を選ぶことが大切です。
スクーリングが不安な人も少なくありません
通信制高校への進学を考える生徒の中には、
「スクーリングに参加できるか心配」
「本当は学校へ1日も登校したくない」
という悩みを抱えている方もいます。
そのため、
「スクーリングに出席できなかったら高卒認定に切り替えようかな」
と考える方もいらっしゃいます。
しかし、通信制高校には学習面だけでなく、学校生活や進路に関するサポートがあります。
英風高等学校でも、生徒一人ひとりの状況に合わせながら、無理なく卒業を目指せるよう支援を行っています。
不安なことがあれば、一人で抱え込まずに相談していただきたいと思います。
高卒認定で合格した科目は卒業単位として認定できる場合があります
現在、高卒認定試験に挑戦している方や、すでに一部の科目に合格している方もいらっしゃると思います。
実は、高卒認定試験で合格した科目については、本校入学後に卒業単位として認定できる場合があります。
そのため、
「今まで勉強してきたことが無駄になるのではないか」
と心配する必要はありません。
これまで積み重ねてきた努力を活かしながら、高校卒業資格の取得を目指すことができます。
進路選びの前に知っておいていただきたいこと
通信制高校と高卒認定は、その目的や取得できるものは同じではありません。
「高校卒業資格を取得したいのか」
「大学受験資格だけを得たいのか」
「学校生活や進路指導などのサポートを受けながら学びたいのか」
などによって、選ぶべき進路は変わってきます。
インターネット上にはさまざまな情報がありますが、ご自身に合った進路を考えるためには、実際に学校へ話を聞きに行くことが大切です。
通信制高校という言葉から、「普通の高校とは違うのではないか」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、通信制高校も全日制高校や定時制高校と同じ高等学校です。
学び方や通学スタイルに違いはあっても、高校卒業資格を取得するための正規の学校であることに変わりはありません。
英風高等学校でも、生徒一人ひとりの状況に合わせながら、高校卒業とその先の進路実現をサポートしています。
通信制高校の仕組みについて疑問や不安がありましたら、学校見学&個別相談の際にお気軽にご相談ください。
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