通信制高校はいつまでに決めればいい?中学3年生の9月でも焦らなくて大丈夫です
中学3年生の夏休みが終わり、9月になると、高校進学について少しずつ具体的に考える時期になってきます。
通信制高校を検討している方の中には、
「周りの人はもう高校を決めているのでは?」
「通信制高校は早く出願しないと入れなくなる?」
「まだ学校を決めていないのは遅い?」
と不安になっている生徒・保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近では、秋頃から出願を受け付けたり、年内に合否が決まったりする通信制高校もあります。
そのような学校の情報を見ると、
「もう高校を決めなければいけないのでは」
「早く出願しないと定員がいっぱいになるのでは」
と焦ってしまうかもしれません。
しかし、少なくとも大阪府認可の私立高校では、中学3年生の9月は、まだ願書を提出する時期ではありません。
高校選びで大切なのは、誰よりも早く進学先を決めることではなく、入学後に「この学校を選んでよかった」と思える学校を選ぶことです。
大阪府認可の私立高校では、9月に出願することはありません
大阪府認可の私立高校では、大阪私立中学校高等学校連合会(大阪中高連)の取り決めにより、入試日程や願書受付の時期が定められています。
例年、私立高校の願書受付が始まるのは1月20日頃からで、入学試験は2月10日から行われます。
英風高等学校も大阪府認可の私立通信制高校であり、この日程に沿って入学試験を行っています。
つまり、大阪府認可の私立高校では、9月や10月の段階で願書を受け付けることを前提として生徒募集をしているわけではありません。
この時期は、
「どの高校に出願するかを急いで確定する時期」
というよりも、
「自分に合う高校を調べ、比較し、考える時期」
と考えていただいてよいでしょう。
なぜ通信制高校によって出願時期が違うのでしょうか
通信制高校には、それぞれ学校を認可している都道府県があります。
大阪府が認可している通信制高校もあれば、大阪府以外の都道府県から認可を受け、大阪府内に学習拠点やキャンパスなどを設けて生徒募集を行っている通信制高校もあります。
ここで知っておいていただきたいのは、
「大阪府内に校舎や学習拠点があること」と、「大阪府から認可を受けている高校であること」は同じではない
ということです。
英風高等学校をはじめとする大阪府認可の私立高校は、大阪私立中学校高等学校連合会(大阪中高連)の入試日程に関する取り決めに沿って生徒募集を行っています。
そのため、例年、願書受付は1月20日頃から、入学試験は2月10日からとなっています。
一方、大阪府内で生徒募集を行っている通信制高校の中には、大阪府ではなく他の都道府県から認可を受けている学校もあります。
こうした学校の中には、大阪私立中学校高等学校連合会(大阪中高連)に加盟しておらず、大阪府内の私立高校における入試日程の取り決めとは異なる日程で募集を行っている学校があります。
そのため、大阪府内で生徒を募集していても、秋頃から出願を受け付けたり、年内に合否を決定したりする通信制高校があるのです。
同じ「通信制高校」であっても、
どの都道府県から認可を受けている学校なのか、また、どのような入試日程の取り決めのもとで募集しているのかによって、出願や入試の時期は大きく異なります。
中学校の先生から「まだ出願を急がなくてもいいのでは」と言われたことはありませんか?
通信制高校への進学を考え、中学校の担任の先生に相談したとき、
「まだこの時期に出願を急がなくてもいいのでは」
「もう少しほかの学校も見てから考えてもいいのでは」
と言われたことがある方もいるかもしれません。
すると、生徒・保護者の方からすれば、
「本人はもうこの学校に行きたいと思っているのに、なぜ止められるのだろう」
「早く進路を決めた方が安心なのでは」
と感じることもあるでしょう。
しかし、中学校の先生がそのように話すのには理由があります。
先に述べた通り、大阪府認可の私立高校では、大阪私立中学校高等学校連合会(大阪中高連)の取り決めに沿って入試日程が定められており、願書受付は例年1月20日頃から、入学試験は2月10日から行われます。
そのため、中学校の先生にとっては、9月や10月は、まだ出願を急ぐ時期ではなく、さまざまな高校を調べたり、学校見学をしたりしながら、本人に合う進学先を考えていく時期だと考えます。
一方、大阪府内で生徒募集をしている通信制高校の中には、他の都道府県から認可を受け、大阪中高連の取り決めとは異なる日程で、秋頃から出願を受け付けている学校もあります。
そのため、中学校の先生からすると、「まだ進学先を比較して考える時期なのに、もう出願の話が出ている?」という状況になることがあるのです。
先生から「もう少し考えてもいいのでは」と言われた場合、それは必ずしもその通信制高校への進学に反対しているという意味ではありません。
焦って進路を決めるのではなく、本人が十分に学校を理解し、納得して選べるようにという考えから助言されている場合もあります。
進学先を早く決めることで安心できることもあります。
一方で、先生の意見も一度聞きながら、
「本当に今すぐ出願する必要があるのか」
「ほかの学校を見てからでも間に合わないのか」
を考えてみることも、高校選びでは大切です。
「早く合格をもらいたい」と思うのは自然なことです
高校進学を控えた中学3年生にとって、進路がまだ決まっていない状態は不安なものです。
特に、現在中学校に通うことが難しかったり、学校生活に不安を感じていたりする場合には、
「高校だけは早く決めて安心したい」
と思うこともあるでしょう。
保護者の方も、
「本人が行きたいと言っているうちに決めたい」
「進学先がなくなったらどうしよう」
「早く合格をもらって安心させてあげたい」
と思われることがあるかもしれません。
その気持ちはとても自然なものです。
また、いろいろな学校を比較したうえで本人が納得し、「この学校に行きたい」と決めたのであれば、早い時期に進路を決めること自体が悪いわけではありません。
ただし、
「早く決めなければならない」という不安だけで学校を決めてしまわないこと
も大切です。
「早く出願しないと定員がいっぱいになる」と言われたら
学校見学や個別相談に行った際、
「早く出願した方がいいですよ」
「定員がいっぱいになる可能性があります」
といった説明を受けることがあるかもしれません。
実際に募集定員がある以上、学校によっては募集を早く終了する場合もあるでしょう。
そのような説明を受けた場合には、慌ててその場で進路を決めるのではなく、
・願書受付はいつから始まるのか
・願書受付の締切はいつなのか
・募集定員は何人なのか
・例年は何月頃まで募集しているのか
・今の時点で出願しなければならない理由は何なのか
などを具体的に確認してみることをおすすめします。
また、
「一度家に帰って家族で相談したい」
「ほかの学校も見学してから決めたい」
と伝えても、もちろん構いません。
高校は、入学してから長く通う場所です。
「今決めなければ」と感じたときほど、一度落ち着いて考える時間を持つことも大切です。
中学3年生の9月なら、まだ学校を比較する時間があります
大阪府認可の私立高校では、願書受付が始まるのは例年1月20日頃です。
9月から考えれば、まだ数か月あります。
その間に、
学校のホームページを調べる。
資料を取り寄せる。
学校見学に行く。
実際の授業を見る。
ほかの通信制高校にも行ってみる。
中学校の先生や家族と相談する。
こうしたことをしても、決して遅くありません。
むしろ高校選びでは、
「どれだけ早く決めたか」より、「どれだけ納得して決めたか」
の方が大切です。
できれば複数の通信制高校を見てください
通信制高校は、学校によってかなり違います。
例えば、
・週に何日登校するのか
・授業は何時から始まるのか
・毎週決まった曜日に登校するのか
・どのような生徒が通っているのか
・教室の雰囲気はどうか
・制服や校則はあるのか
・学習面のサポートはどの程度あるのか
・大学進学へのサポートはあるのか
・学校行事はどのくらいあるのか
・卒業までにどのくらいの費用が必要なのか
など、学校によってさまざまです。
ホームページを見るだけでは、似ているように感じる学校もあります。
しかし、実際に学校へ行ってみると、
「思っていたよりにぎやかだった」
「思っていたより落ち着いていた」
「この雰囲気なら通えそう」
「自分には少し合わないかもしれない」
など、初めて分かることがあります。
できれば一校だけを見てすぐに決めるのではなく、複数の学校を比較してみてください。
学校説明だけでなく、実際の授業も見てみましょう
通信制高校を選ぶ際には、説明を聞くだけでは分からないこともあります。
可能であれば、実際に生徒が学校にいる時間帯に訪れ、授業の様子も見てみることをおすすめします。
パンフレットやホームページには、その学校の特徴や良いところが紹介されています。
もちろん、それらを確認することも大切です。
しかし、実際に通うことになれば、
毎日の学校の雰囲気、
授業中の教室の様子、
生徒と先生との距離感、
休み時間の過ごし方なども、
高校生活では大切な要素になります。
「自分がここに通っている姿を想像できるか」
という視点で学校を見てみてください。
一度「ここに行きたい」と思っても、考え直して構いません
学校見学をした直後は、
「この学校がいい」
と思うことがあります。
もちろん、本当にその学校が自分に合っていることもあります。
一方で、その後に別の学校を知ったり、実際に別の学校を見学したりすることで、
「こちらの学校の方が自分には合っているかもしれない」
と考えが変わることもあります。
それは決して悪いことではありません。
高校について初めて本格的に調べ始めた中学3年生が、最初からすべての通信制高校の違いを知っているわけではありません。
いろいろな学校を知る中で、
「自分にはこういう学校が合っている」
「こういう高校生活を送りたい」
ということが少しずつ分かってくることもあります。
一度「ここに行きたい」と思ったからといって、その場ですぐに進路を確定しなければならないわけではありません。
通信制高校選びで確認してほしいこと
通信制高校を選ぶときには、「いつ合格できるか」だけではなく、次のような点も確認してみてください。
・実際の登校日数
・授業時間
・学校の雰囲気
・校則
・学習サポート
・大学や専門学校への進路実績
・卒業までに必要となる費用
・先生への相談のしやすさ
・学校行事や特別活動
・自宅からの通いやすさ
そして何より、
「自分がこの学校に通っている姿を想像できるか」
を考えてみてください。
9月は「出願を急ぐ時期」ではなく「学校を知る時期」です
中学3年生の9月。
周囲に進学先を決めた人が出てきたり、通信制高校の広告で「出願受付中」「年内に進路決定」といった言葉を目にしたりすると、焦ることがあるかもしれません。
しかし、大阪府認可の私立高校では、この時期はまだ願書受付の時期ではありません。
大阪私立中学校高等学校連合会(大阪中高連)の取り決めに沿って、大阪府内の私立高校の願書受付が始まるのは例年1月20日頃です。
だからこそ、9月の今は、
学校を知る。
学校を見る。
違いを比較する。
自分に合う学校を考える。
そんな時間として使ってほしいと思います。
「早く決める」より「納得して決める」
早い時期に進学先が決まることで、不安がなくなり安心できることもあります。
しかし、高校に入学してから、
「もっとほかの学校も見ておけばよかった」
「後から知った学校の方が自分には合っていたかもしれない」
と思うことは、できるだけ避けたいものです。
通信制高校には、それぞれ異なる教育方針や学校生活があります。
早く決めることが、その人にとって一番良い高校選びとは限りません。
だからこそ英風高等学校では、
「早く決めること」よりも「納得して決めること」
を大切にしてほしいと考えています。
英風高等学校では、学校見学&個別相談を行っています。
全体での説明会ではなく、一組ずつ個別に学校説明と校内見学を行っています。
また、ご希望の方には実際の授業をご覧いただくこともできます。
英風高等学校に入学するかどうかをまだ決めていなくても、もちろん構いません。
ほかの通信制高校と比較するための一校として見学していただいても大丈夫です。
実際に学校をご覧いただき、
「ここなら通えそう」
「自分に合っているかもしれない」
と思っていただけたときに、進学先の一つとして考えていただければと思います。
高校選びは、早さを競うものではありません。
焦らず、比べて、実際に見て、そして納得して決めてください。
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