Quiz@本日の大学受験対策講座(2021年7月アーカイブ)

英風高等学校公式Twitterでツイートした【Quiz@本日の大学受験対策講座】のアーカイブ集です。大学受験に役立つちょっとしたヒントとしてご参照ください。


■2021年7月16日
英語
Q:次の空所にあてはまるよう選択肢を並び替えよ。

I was thinking of the speech (   ) (   ) (   ) (   ) (   ).

選択肢:①called ②I had to ③make ④my name ⑤when I heard

A:②③⑤④①
「私はしなければならないスピーチについて考えていたその時に名前が呼ばれた」

解説:まずは文型を前から確認しましょう。Iは主語(S)、was thinking ofは動詞(V)、the speechは名詞(O)ですね。be thinking of のように一つの動詞としてまとめられるならVと大きくとることを覚えておきましょう。(群動詞という)

ここまでSVOの構造ですが、次にくる文の要素は何でしょうか?もちろんM(修飾語)ですね。SVOで構造がそろった場合は後にはM(修飾語)しか続けることはできません。

もちろんgiveのようにO1O2と二重目的語をとる動詞や、findのようなOCをとる動詞は直後に続くものは変わりますが、そういった決まった形をとる動詞 (他にもmake OCやcall OCなど)はどんどん覚えておきましょう。

話を戻します。今回はSVOM…という語順で進むのだろうと分かりますが、M(修飾語)は形容詞、副詞のどちらでしょうか?the speech(名詞)を説明したければ形容詞関連が続き、was thinking of (動詞)を説明したければ副詞関連が続きます。「私はスピーチについて考えていた」と訳を考えると、「どんなスピーチなのかな?」→「 the speechの説明がほしい」とも思いますし、「なんでなのかな?」→「was thinking ofの説明がほしい」と色々疑問が出てきます。

ここでまず注目すべきなのはthe speechのtheです。theは「お互いが分かると想定される時に使う」ものでしたね。つまり、ここまででどんなスピーチなのかは不明なので、直後に説明が続かなければ意味が成り立たないと考える必要があります。よって選択肢の中から形容詞(のかたまり)をつくれる選択肢を探します。

するとI had to make (SV)を置けば形容詞節をつくることができると分かります。名詞 + SV 「SがVする名詞」で名詞を修飾することができましたね。(関係代名詞の省略というポイント)

ここまででI was thinking of the speech (I had to make)となり、「私はしなければならないスピーチについて考えていた」となります。これでスピーチがある程度どんなものか説明がつきました。

残りの構造もM(修飾語)しか続かないので、おそらくwhen (副詞節)を置くのだろうと分かります。正確にはwas thinking of 「~するのを考えていた」と進行形になっているため、「いつしていたのか」明確な時間をおかなければならないのです。時を表す表現は副詞です。

残りは動詞heard (hear)はOCをとり「OがCする(される)のを耳にする」と頻出の形(知覚動詞)を並べれば完成です。なお、訳例は前からwhenを訳していますが、SV when svの場合、whenには予期していなかったことがくることが多く、「SVするとsv」と訳すことが多いのです。(今回は知らなくでも問題ありません)

以上、シンプルな問題でも正確に解答するには上記のような詳しいステップおよび関連知識が必要であるため、並び換えを通して英語力を鍛えましょう。

■2021年7月9日
英語
Q:次の空所に当てはまるよう選択肢を並び替えよ。
Thank you very much for ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) when I bought my car.
選択肢: ①advice ②gave ③great ④me ⑤the ⑥you
A:⑤③①⑥②④
Thank you very much for (the great advice you gave me) when I bought my car.

解説:この問題は基本的なところから間違う人が多い問題です。
 
まず文構造を前から確認しましょう。Thank youは「ありがとう」の意味ですが、文構造としてはThankは動詞なので、今回は命令文です。主に英語は主語 (S)から始まりますが、命令文の場合突如動詞 (V)から始まるため注意が必要です。

つぎにyouは名詞なので目的語 (O)、very muchは副詞 (M)となります。あとはfor (理由)の直後にくる部分から並び換えていきます。 forは原則前置詞なので、直後に並べていく理由となる部分は、必ず名詞でなくてはなりません。この部分をfor you gave…と文で始めてしまわないようにしましょう。英語では意味は同じでも、形は違うということはよくあります。

なので、まずは名詞にあたるyouかmeかthe great adviceかを選択肢します。意味を考えればあなたに感謝している理由としてふさわしいのは「あなたのため」や「私のため」ではなく、「素晴らしいアドバイスのため」ですね。なのでまずはthe great adviceを置きます。ちなみにtheやgreatは他につける名詞がないためこの解説では勝手にくっつけました。
 
今のところThank you very much for the great adviceとなります。これで文が終わってもいいでしょうか?
 
ここで注目するのはtheです。theは「お互いに分かると想定できる時に使う」冠詞です。太陽はthe sun、最寄りの駅はthe stationなど、お互いが会話の中で普通に考えればわかるだろうというときに使われます。
 
ですが今回の文ではthe great adviceがなんのことを指しているのかが分かりませんので説明が必要です。ここで英語の特徴なのですが、英語は名詞の後に詳しい説明を付け加えていきます (後置修飾と言う)。

なのでthe great adviceの後ろに形容詞でなら説明ができるので、you gave meが続いて完成です。これは関係代名詞の省略というポイントなのですが、名詞 + SVで「SがVする名詞」となります。かなり頻出なポイントなので、参考書で例文をよく確認しましょう。関係代名詞の省略のポイントは、名詞はSVの後ろにあったものが移動したものということです。the book I bought 「私が買った本」なら、the bookは本来boughtの目的語だったものが前に移動しています。

今回の問題では、the great adviceはyou gave meの後ろにあった名詞が前に移動したものです。このように移動させることで、もともと文だった表現が名詞のかたまりとなるので便利ですね。

■2021年7月5日
国語(漢文)
Q:つぎの漢文を正しく書き下しているのはどちらか。
今日之事何如。
選択肢:①今日の事いかん。②今日の事いかんせん。
A:①
解説:何如は、いかん、としか読みません。

■2021年7月2日
英語
Q:次の空所に当てはまるよう選択肢を並び替えよ。

”I’d like you to give your oral report at the beginning of class next week?”
“Excuse me, but I’ll (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ).

選択肢:①attending ②away ③be ④brother’s ⑤my ⑥wedding

A:③②①⑤④⑥

解説:I’ll be away attending my brother’s wedding. 「私は兄の結婚式に出席するのでいないんです」

並び換え問題です。並び替えは文構造をとる力を求めているので前から文型にそって考えましょう。

まずはI’llはI will (助動詞)なので動詞の原形beが来ます。

次に、beの後ろには大きく2種類の文型が来ることを理解していますか?SVMとSVCです。be動詞は「いる、ある」の意味では直後に副詞 (M)が来て、「~である、~になる」の意味では形容詞 (C)が来ます。 I am hereはSVMで、I am TomはSVCです。

よって今回はbe attending (C)かbe away (M)のどちらが続きます。もちろんbe my brother’s wedding (C)も補語として成立しますが、I’ll be my brother’s weddingでは私は結婚式とイコールとなるため意味的に×です。

そして、I’ll be attending 「私は出席しているだろう」かI’ll be away 「私は離れたところにいます(ここにはいません)」のどちらを先に書くべきでしょうか?

英語は「ざっくり」→「くわしく」の語順が基本なので、I’ll be awayから書くべきです。日本人は英語を訳す時に後ろから訳す癖が強いのと、日本語では結論は後でいう習慣が強いのでよく間違えます。「遅れます、電車が遅延しているからです」が英語の考え方で、「電車が遅延しているので遅れます」は日本語の考え方です。

ここまででI’ll be away (SVM)という第1文型が完成しました。なので後ろにさらに続くことができる文構造はM (形容詞、副詞、前置詞+名詞)のみです。今回はI’ll be away 「私はここにいません」といった以上、「なんで?」と副詞の説明が続かないといけないので、attending (M)が次に来ます。doingは分詞構文で副詞(M)として使うことができましたね。あとはattendは出席するの意味では他動詞なので、my brother’s weddingを置けば完成です。

このような手順は一見遠回りに見えますが、実際英語を読む、書くというのは前から英語を考えることが非常に大事だということを覚えておきましょう。