Quiz@本日の大学受験対策講座(2021年9月アーカイブ)

英風高等学校公式Twitterでツイートした【Quiz@本日の大学受験対策講座】のアーカイブ集です。大学受験に役立つちょっとしたヒントとしてご参照ください。


■2021年9月10日
英語

Q: 次の下線部のうち文法的に誤りを含む選択肢を選べ。
Some people ①oppose ②the use of animals ③in scientific experiments demonstrated ④outside the building.

A : ① oppose → opposing
訳 : 科学実験で動物を使用することに反対する人の中には、その建物の外でデモ運動をする人もいた。

今回は誤植訂正です。誤植訂正は特殊な訓練は必要ではなく、文構造をとり和訳する力があれば解くことができます。

解説:まず主語 (S)はSome peopleが名詞なので間違いないでしょう。次に、oppose 「~に反対する」を述語(V)、the use of animalsを目的語(O)、そしてin scientific experimentsを修飾語(M)と考えることが普通で、これで意味が「一部の人は科学実験で動物の使用に反対する」となります。ですが、この解釈をした場合、demonstratedから説明がつかないことが分かったでしょうか?

demonstrateは他動詞で「~を示す、実演する」などの意味があります。上記の構造通り読み進めて、demonstratedを過去分詞 (M)と考え前のscientific experimentsに修飾しても、「建物の外で実演される科学実験において、一部の人は動物の利用に反対した」と、状況が不明な文となってしまいます。建物の外では反対で、建物の中では動物実験してもいいのかよとなりますよね。

そこで文構造全体を考え直します。はじめは述語(V)をopposeとしましたが、demonstratedにしてみてはどうでしょう。demonstrateを動詞にした場合、直後に目的語がないので他動詞ではなく、自動詞の使い方になります。ここで少し知識がいるのですが、demonstrateは自動詞で「反対運動をする」の意味があります。日本語でいうデモをするですね。単語帳では他動詞の「示す、実演する」で覚えている学生は多いのですが、自動詞の「反対運動する」を忘れている人がいます。

demonstratedを動詞で考えた場合、(S)Some people (oppose….) (V)demonstrated (M)outside the building.となり、「一部の人は…その建物の外で反対運動をした」と、意味が通りますね。

ではoppose ~ からをどうすればよいかというと、some peopleを修飾する語(M)にかえるため、opposing (分詞)にすれば(S)Some people (opposing the use of animals) (V)demonstrated (M)outside the building. と 構造が成り立ちますね。

以上、文構造を利用して筋の通った解釈をするということが極めて重要な問題でした。

■2021年9月7日
英語

Q : 「試験に合格したというメールを彼女は私に送ってきた」 を英語に訳しなさい。

A:She sent me an e-mail saying that she had passed the exam.

解説:今回は英作文にチャレンジしてみましょう。英作文をするといかに英文法を理解できていないかがわかります。かなりシンプルな日本語ですが、多くのポイントが詰まっているのでどこまで実力があるか確認しましょう。

まずは文構造から把握します。これは英語から日本語にする時と同様で、日本語から英語にする時もどのような構造なのかを理解すると書きやすくなります。

今回は「彼女は」が主語(S)、送ってきたが述語動詞(V)だとまず分かります。まずSVを把握することが英語の基本となりますね。

そして述語から直後は動詞の意味ごとに文型が決まっています。「送る」はsendで、send O1 O2「O1にO2を送る」の形で使えることを覚えましょう。(send O2 to O1も基本的には同じ)

ひとまずSVO1O2 (第4文型)が把握できたところで、ここまでを英語の語順に並べるとShe sent me an e-mailとなります。sendは過去形にし、メールはe-mailで可算名詞なのでan (ここでは1通なので)をつけましょう。ちなみにmail (不可算名詞)だと郵便物になってしまいます。

残りは「(彼女が)試験に合格したという」の部分が「メール」を修飾 (M)していることを確認し、どのようにan e-mailとつなげるかを考えます。ここからが最も重要です。

よく「~という」と日本語で訳す部分は、英語ではthatを使っている場面が多いのですが、ここでthatでつないでみようと思った学生は間違いです。

たしかにThe fact that he passed the exam…「彼が試験に合格したという事実」のようにthatで前の名詞とつなぐ英文は多いですが、このようなthatを同格のthatといい、使い方が決まっています。同格のthatは「事実(となりえるもの)」がこないと使うことができません。(他にもthe news that ~ 、the idea that ~、the chance that ~など)

メールは「事実となりえるもの」とは違い、目に見える具体物です。なので同格のthatを直接使うことができません。

その代わりにsaying that ~ といった分詞や、which said that ~といった関係代名詞を使って説明する必要があります。かなり簡単に言えば、分詞や関係詞は同格とは違い、具体的な単語を説明するときにふさわしくなります。(the boy playing soccerやthe bag which I boughtなど)

つまり、英語では一つの名詞を説明するのにも、使う修飾語が異なるということですね。そのため、ある程度根本的な理解をした上で、語句の組み合わせを覚えていく必要があります。はじめは大変ですが、英語で書くことや話すことはじっくり考えてするものではないので、フレーズは非常に重要となります。

最後に「試験に合格した」のは「メールを送った」ことよりも前の話なので、時制は大過去としshe had passed the examとなります。試験にtheがついているのはどの試験なのかお互いに分かっている前提だからです。

ようやくこれまでのステップを経て、She sent me an e-mail saying that she had passed the exam.が完成します。読むときは英単語を覚えていれば即答できても、書く時には文法の理解とフレーズの暗記を徹底する必要があるとわかりますね。

受験で英作文が必要は学生はもちろん、将来英語を話したいと思う学生は、相当力を入れて英語の勉強をする必要があると言えるでしょう。

■2021年9月6日
国語

Q:次の文の現代語訳として適切なものを選べ。

花咲かましかば、いとをかしからまし。

選択肢:① 花が咲いたのでとても趣深い。② 花が咲くならとても趣深いのに。

A:②

解説:反実仮想であると理解できれば容易です。