通信制高校でも大学進学を目指せるの?

通信制高校は登校日数が少ない分、大学進学には向いていないと思われる人もいますが、本当にそうなのでしょうか?実は、頑張れば通信制高校からも大学進学を目指すことは可能です。この記事では通信制高校から大学進学を目指すにはどうすればいいのかを説明します。

通信制高校から大学受験は可能なの?

そもそも論になりますが、まずは通信制高校から大学受験が可能かについて、通信制高校も全日制・定時制高校と同じく高等学校には間違いないのですから、高校卒業(見込)資格を得られれば、大学受験は可能です。実際に通信制高校から難関大学を含め大学進学を果たしている先輩も数多くいます。ただし当然のことながら、希望する大学の入学試験に合格できる学力に達していなければなりません。

通信制高校の方が大学受験に向いている人もいる?

実際のところ、通信制高校の方が大学受験に向いている人もいます。なぜなら、全日制高校は一般的に月曜日から金曜日までクラブ活動なども含めれば、朝から夕方まで学校に決められた時間割で多く拘束されがちですが、一方、通信制高校の場合、登校日数も少なく、普段は教科書やインターネット講座などを用いて自宅で学習できるため、自分のペースで学習ができ、希望する大学に応じた受験対策に多く時間を割くことができるからです。

受験勉強に取り組む際の注意点

通信制高校なら自分のペースで学習がすすめられる一方で、自己管理をしっかりと行い、計画的に学習していかなければなりません。また、いかに勉強できる環境を整えられるかも重要です。毎日自宅での学習を続けていると集中力が保てないときもあります。学校によっては登校日でなくても自由に空いている教室が使えるなど、自習室を開放しているところもあるので積極的に利用しましょう。受験勉強は長期にわたり気力と体力が必要です。時には学校行事に参加するなど気分転換も必要です。もちろん、大学受験は、自分ひとりの力だけで継続できるものではなく、家庭や学校の先生の支援が必要不可欠です。登校日数が少ない通信制高校高校だからといって遠慮せず、受験勉強で困ったときは積極的に学校の先生にも相談してみましょう。

大学受験対策に力を入れている通信制高校とは?

大学受験を決めたら、自分がどの大学に進学したいのか、どんな受験科目が必要なのか、またどの科目が苦手でどう対策をとればいいのかを、はっきりとさせておきたいところです。ですが、高校生にとって大学受験は初めてのことですし、できれば学校の先生にアドバイスを受けたいところです。どの通信制高校であっても、それなりのアドバイスは受けられますが、学校によっては、特別に大学受験対策に力を入れているところあります。つまり大学進学を目指すのであれば、別途費用がかかるかもしれませんが、大学受験に特化した講座を開設している通信制高校を選ぶことをおすすめします。ぜひ大学進学に向けたサポートがあるのかを事前に確認しておきましょう。

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この記事は、大阪府認可の通信制女子校|英風高等学校が執筆しています。

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