通信制高校の定期試験って?

中学校で不登校だった人ほど、通信制高校に入学してからも学力面で不安感が強いと思います。全日制高校には定期試験があることが一般的ですが、通信制高校にも定期試験はあるのでしょうか。通信制高校は基本的に自宅での自学自習をメインとしています。生徒は必ずしも毎日登校することがないため、定期試験もないイメージを抱いている人も多いかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか?

通信制高校に定期試験はあるの?

全日制高校では中間試験や期末試験、学年末試験などがあります。通信制高校では一般的に単位認定を受けるための試験があり、学校によって「単位認定試験」と呼ばれています。単位認定試験は学年末や各期の終了時に実施されます。いずれも出題範囲は広くなりますが、普段の勉強を真面目にしていれば難なく解けるレベルです。

単位認定試験の勉強方法って?

単位認定試験は、提出したレポートの内容とスクーリングで学んだことをきちんと押さえていれば難しいものではありません。つまり試験に向けた対策としては「復習」に尽きると思います。全日制の高校の試験対策と大差ありません。まずは、レポート課題を見直してください。なぜならば、通信制高校のほとんどの試験内容は、レポート課題の範囲内から出題されるからです。もし余裕があれば、その範囲の教科書も復習してください。試験範囲の教科書を読み込むだけで、十分な対策になります。なにより基礎を繰り返し学習することが大切です。

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合格点に達しない時は?

もともと試験勉強が苦手な人や、赤点をとったらどうしようと不安を感じている人も多いはずです。通信制高校は学年制ではなく単位制なので留年になることはありませんが、合格点に達しなければ単位は認められません。しかし、それでもうおしまいという訳ではなく、ほとんどの場合、追試を受けることもできるはずなので、再チャレンジすれば大丈夫です。

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この記事は、大阪府認可の通信制女子校|英風高等学校が執筆しています。

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