通信制高校のメリットとデメリット
中学を卒業後、通信制高校へ進学する新卒生や全日制高校にどうしても馴染めずに、通信制高校へ転入(転校)を希望する生徒が最近増えてきています。ここでは通信制高校のメリットとデメリットについてお話しします。
通信制高校のメリットって?
通信制高校は、全日制の高校と比べて通学日数が少なく、自宅でも学べるのが特長です。在宅での自学自習をメインに高校卒業まで目指せるので、学校へ毎日通うことが不安な人にとっては、気持ち的にも余裕が持てます。主なメリットとして以下のようなものがあげられます。
- 登校日数が少なくてもよい
- 自宅で自由な時間に学習できる
- 苦手な科目もマイペースで学習できる
- 学校によってはネットで学習できる
- 目標や夢を実現するための時間が多く取れる
通信制高校には、これらのように色々なメリットがありますが、一番の大きなメリットは、登校日数が少なくて済む点でしょう。登校日数は学校やコースによって違いますが、週に1〜5日間通う登校型の学校や年間に数日程度の登校でいいという集中型の学校もあります。自分の学習スタイルにあった学校・コースを選択するといいでしょう。
通信制高校のデメリットって?
通信制高校のデメリットをあえてあげるならば、通学日数が少なくても済む分、自分で計画的に勉強する必要がある点でしょう。ある意味メリットがデメリットになっています。その他にも、
- 自学自習がメインなので、モチベーションが維持できるよう意識しなければならない。
- 最短で3年ですが、単位の修得状況によっては4年以上かかる時もある。
という点があげられます。しかし、以上の点は全日制高校であっても同じと言えるでしょう。
通信制高校のメリットを最大限に活かそう!
通信制高校のデメリットをいくつか挙げましたが、もともと通信制高校を考えている人は、全日制高校のデメリットの方が大きいのではないでしょうか?
それならば、通信制高校のメリットを大いに活かした方が、有意義な高校生活を過ごせる可能性も高まるでしょうし、通信制高校のデメリットを事前に知っておくことで、意識的に対処することもできます。
通信制高校だからといって最初から避けてしまわずに、ぜひ選択肢の一つとして考えてみてください。
この記事は、大阪府認可の通信制高校|英風高等学校が執筆しています。