起立性調節障害でも登校しやすい通信制高校|午後からの授業開始で朝の時間をゆったりと

起立性調節障害が原因での不登校が増えています

朝早く起きて登校することが困難な起立性調節障害。思春期に多く見られ、全日制高校に通学できないケースが増えています。"学校を怠けている"と思われているのではないかと心配することもあるでしょう。しかし、そんなあなたに通信制高校が一つの選択肢になり得るかもしれません。

起立性調節障害の原因と症状

起立性調節障害は、自律神経のバランスが崩れた結果発生する症状群の一つです。自律神経は、私たちの意志とは無関係に働き、内臓の各種機能を調整します。これは交感神経と副交感神経の二つの部分から成り立ち、ストレス状態では交感神経が過剰に活発化し、それが体調不良を引き起こすことがあります。起立性調節障害は極めて一般的な症状で、女性は男性より約20%多いと報告されています。

特に思春期は、学校での人間関係の葛藤や急激な身体の成長と変化などからくる心理的ストレスが多い時期であり、それが心や身体に様々な症状を引き起こし、それに打ち勝つのが困難になることがあります。起立性調節障害の症状は午後になるとしばしば軽減しますが、午前中に症状が最も強いため、学校への遅刻や欠席、朝の学習に集中できない状況が生じ、怠けていると誤解されることもあります。

起立性調節障害は体の調節機能が関わる問題であり、一人で簡単に改善するものではありません。

通信制高校なら不登校を乗り越えられる

起立性調節障害の特徴の一つとして、午後から症状が少し楽になると言うことから、1時間目の授業が午後から始まる学校は理想的な環境と言えるでしょう。

しかし、全日制高校では、当然のことながら、授業は基本的に午前中に始まります。ここで、通信制高校の特長を活かせば、登校できる可能性、卒業できる可能性がずっと高まります。 ご承知のとおり、通信制高校は、全日制高校と比べて登校日数が少なく、自分のペースで学習を進めることができます。

特に、授業が全て午後から始まる通信制高校を選べば、朝の苦しさを少しでも和らげ、午後からゆとりを持って学校生活を送ることが可能です。 通信制高校に通えば、3年間で高校を卒業することも決して難しくはありません。通信制高校は、起立性調節障害を抱える人とって、新たな希望の光となるでしょう。通信制高校なら、安心して学ぶことができ、卒業への道を進むことができます。

起立性調節障害は、即座に症状が改善するものではありません。しかし、これが原因で不登校になってしまっても、あきらめる必要はありません。授業が午後から始まるなど、ご自身の生活スタイルに合った、通信制高校を見つけ、自分のペースを大切にしながら通学することで、少しずつ回復の道を歩むことが可能です。焦らず、無理をせず、一歩ずつ進むことが大切です。

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この記事は、大阪府認可の女子だけの通信制高校|英風高等学校が執筆しています。