すべての生徒に合う学校ではない。だからこそ、英風高等学校にできることがある。
大阪府では、毎年多くの中学3年生が高校へ進学します。
その中で通信制高校を選び、さらに英風高等学校へ進学する生徒は、決して多くありません。
大阪府の学校基本調査と、本校の過去3年間の中学新卒入学者数をもとに算出すると、大阪府内で通信制高校へ進学する生徒のおよそ35人に1人が、英風高等学校を選んでいます。
「35分の1」。
決して大きな数字ではありません。
しかし、この数字に英風高等学校の役割が表れていると考えています。
英風高等学校が大切にしている学校のかたち
英風高等学校は、大阪府認可の女子だけの通信制高校です。
授業はすべて午後から始まり、基本週2日の登校。
制服を着用し、学校生活には一定のルールや校則があります。
授業中の私語は固く禁止し、静かで落ち着いて学べる環境を大切にしています。
また、美容や芸能、eスポーツなどの専門コースは設けず、普通科として高校教育とその先の進路を大切にしています。
こうした学校ですから、すべての人に合うとは考えていません。
一方で、
「女子だけの学校で学びたい」
「午後から始まる高校を探している」
「にぎやかな環境より、静かな学校がいい」
「通信制高校でも、きちんと学校へ通って学びたい」
「高校卒業だけでなく、その先の進路についても考えたい」
そう考えて英風高等学校を選ぶ生徒が、毎年います。
「35分の1」だからこそ、大切にしたいこと
通信制高校が増え、学校ごとの特色も多様になりました。
その中で英風高等学校が目指しているのは、多くの人に合わせるために学校の特色を薄めることではありません。
- 女子校であること。
- 午後から授業が始まること。
- 基本週2日の登校であること。
- 静かな学習環境を守ること。
- 規律や校則を大切にすること。
- 普通科として、その先の進路まで考えること。
こうした英風高等学校らしさを大切にしていきたいと考えています。
なぜなら、その環境を求めて英風高等学校を選ぶ生徒がいるからです。
35人に1人であっても、その一人にとって高校生活は一度しかありません。
だからこそ、英風高等学校は「誰にでも合う学校」を目指すのではなく、英風高等学校の教育や環境を選んだ生徒に対して、学校としてできることをきちんと行う。
それが私たちの役割だと考えています。
高校は、未来へ進むための通過点
英風高等学校への入学そのものが、ゴールではありません。
高校生活の先には、大学や専門学校への進学、就職、そしてその先の人生があります。
だからこそ英風高等学校では、高校を単なる「居場所」としてではなく、生徒が自分の未来について考え、次の場所へ進んでいくための通過点でありたいと考えています。
学校で学ぶ。
人と関わる。
時には思うようにいかないことにも向き合う。
そして、自分のこれからについて考える。
その時間を過ごし、卒業の日には次の場所へ進んでいく。
それが、英風高等学校が大切にしている高校生活です。
「35分の1」から始まる、英風高等学校の役割。
大きな学校になることだけが、学校の価値ではないと思います。
英風高等学校の教育方針や環境を知ったうえで、
「ここなら自分も頑張れそうだ」
そう感じて入学する生徒がいる。
その生徒たちが高校生活を送り、卒業し、それぞれの未来へ進んでいく。
そのために、英風高等学校があります。
凛と、未来へ。
自分を見つめ、学び、未来へ進む。
英風高等学校は、これからも「35分の1」に選ばれる学校として、自分たちの役割を大切にしていきます。

