通信制高校でも登校は必要?スクーリングについて

「通信制高校なら、すべて自宅だけで学べる」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、通信制高校でも卒業のためには「スクーリング」と呼ばれる授業への出席が必要です。オンライン学習だけですべてを完結できるわけではありません。

通信制高校を検討する際は、「どれくらい登校するのか」「毎日通学しなくても卒業できるのか」といった点を気にされる方も多いと思います。

ここでは、通信制高校のスクーリング制度と、英風高等学校の登校スタイルについてご紹介します。


通信制高校でもスクーリング(授業)の出席は必要です

通信制高校では、文部科学省の基準に基づき、科目ごとに定められた回数のスクーリングへ出席する必要があります。

そのため、「まったく登校せずに卒業する」ということはできません。

また、単位修得のためには、スクーリングへの出席だけでなく、レポート提出も必要になります。

通信制高校は自由なイメージを持たれることもありますが、実際には決められた回数のレポート提出やスクーリングへの出席に、継続して取り組むことが必要です。


通信制高校のスクーリング回数について

通信制高校では、各科目ごとに必要なスクーリング回数とレポート提出回数が定められています。

基準は以下の通りです。

各教科・科目スクーリングレポート
国語・地理歴史・公民・数学1回3回
理科4回3回
体育5回1回
保健1回3回
芸術・外国語4回3回
家庭・情報・専門教科2〜8回2〜3回

全日制高校と通信制高校の登校回数の違い

全日制高校では、一般的に1単位につき年間35回の授業が必要とされています。

たとえば3単位の科目であれば、年間100回以上の授業を受けることになります。

それに対して通信制高校では、科目ごとに定められた数回程度のスクーリングで単位修得を目指します。

もちろん、通信制高校でも継続的な学習は必要ですが、全日制高校と比べると登校回数は大きく異なります。

「毎日朝から登校することが難しい」「落ち着いた環境で学び直したい」と考える方にとって、通信制高校の学習スタイルは一つの選択肢になることがあります。


オンラインだけで卒業できるわけではありません

最近では「完全オンライン型」をイメージされる方も増えていますが、先述の通り、通信制高校ではスクーリングへの出席が必要です。

ただし、心身の事情などを抱えている生徒については、一部のスクーリングをメディア視聴(オンライン形式)へ代替できる制度が認められる場合があります。

しかし、これは特別な配慮制度であり、すべてのスクーリングが免除されるわけではありません。

通信制高校を選ぶ際には、「オンライン対応」という言葉だけで判断するのではなく、実際の登校回数やスクーリングの内容についても確認することが大切です。


英風高等学校のスクーリングについて

英風高等学校では、週2日登校を基本スタイルとしています。

また、スクーリングはすべて午後から開始しています。午前中の時間を学習や体調管理に活用しながら、無理のない形で学校生活を送りたいと考える生徒にも配慮した時間割です。

通信制高校では、自宅学習が中心になるからこそ、「どのような環境でスクーリングを受けるか」も大切です。

英風高等学校では、落ち着いた環境の中で集中して学習に取り組めるよう、規律や学校生活を大切にしています。また、自習室や図書室の利用のために、平日はいつでも登校できる環境を整えています。

さらに、午後から始まる時間割を活用し、午前中に自宅でレポート課題や大学進学に向けた学習へ取り組んでいる生徒もいます。

通信制高校を検討する際は、「登校日数」だけでなく、「どのような時間帯で学ぶのか」「どのような環境で学校生活を送るのか」まで含めて確認することが大切です。

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