【保護者参加イベント】篆刻の風趣

篆刻(てんこく)は、現在では書道の一分野とされています。主に刻まれる文字は「篆書(てんしょ)」と呼ばれる書体で、図象的な要素を含んだものや、印に刻むために改変された文字も用いられます。

今回は、ご自身で彫る文字を決めていただき、青白石という石に筆で下書きをした後、印刀を使って刻す作業に取り組んでいただきました。筆で書く作業と刻す作業には、それぞれ異なる難しさがありましたが、マジックインキを用いた簡易的な転写方法も活用しながら、制作を進めました。

当日は、保護者同士の交流も自然と生まれ、和やかな雰囲気の中で楽しく作業が進みました。「普段なかなか他の保護者の方と話す機会がないので、同じような悩みを共有できて本当に良かった」「またぜひ参加したい」といった声も多く寄せられ、アンケートでは高い満足度をいただきました。また、合間のおやつとして2025全国菓子博覧会で農林水産大臣賞を受賞した「トラ焼」が振る舞われました♪

本校では、今後も保護者の皆さま同士、そして学校とのつながりが深められる機会を大切にしてまいります。次回のイベントもどうぞお楽しみに。