ウィンドウディスプレイ
本校玄関のウィンドウディスプレイを、この春の節目にあわせて新しくしました。
卒業生が社会へ踏み出していく姿、そして新入生が新たな環境へ一歩を踏み入れる姿——その両方を象徴するものとして、葛飾北斎の代表作「神奈川沖浪裏」をモチーフにしたオブジェを制作しました。
この作品は、「自然の大きな力」と「その中で前へ進もうとする人間の姿」を描いたものとして知られています。人生の節目に立つ生徒たちの姿と重ね合わせています。
また、オブジェとともに展示している書は、本校書道部の生徒による作品です。題材は、中国・唐の詩人、孟浩然の詩「春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少」。春の穏やかな情景を描いた親しみ深い詩です。
力強く迫る波と、静かでやわらかな春の詩。対照的な二つの表現をあわせることで、環境の変化の中にあっても、自分の歩みを見失わず、静かに、着実に前へ進んでほしいという願いを込めました。


